結婚式クイズはパワポとアプリのどちらで作る?|違いと、作ったスライドを活かす方法

問題を映すだけならパワポでもアプリでもでき、違いが出るのは、ゲスト全員の答えを集めて順位を出すところです。パワポで順位まで出すなら、挙手か紙で答えを集めて、数える人を決めておきます。
記事中の画面は、見本のデータで撮っています。
パワポとアプリの違いは「答えを集める・順位を出す」ところ
パワポと、ゲストが手元のスマホで答えるアプリを、当日やることごとに並べました。差があるのは「答えを集める」「票数を出す」「順位を出す」の3行で、ほかの行はどちらでもできます。
| やること | パワポ | アプリ |
|---|---|---|
| 問題を映す | 問題文と選択肢をスライドに入れる。見た目は自由に作れる | 問題文と選択肢を入れると画面ができる。見た目は用意された型から選ぶ |
| 答えを集める | スライドだけでは集められない。挙手か紙の回答用紙を使う | ゲストが自分のスマホで答える |
| 票数を出す | 挙手や用紙を数える | 締め切ると画面に出る |
| 順位を出す | 用紙を集めて、正解の数を数えて並べる | 正解の数と答えた速さで、画面に出る |
| 景品やルールの画面 | 自由に作れる | スライドとして入れられる(プロプラン) |
| 押し間違えたとき | 1つ前のスライドに戻れる | 同じく、1つ前の画面に戻せる |
| 司会に渡す資料 | PDFに書き出して渡せる | 同じく、画面をPDFにして渡せる |
| 会場で要るもの | モニターにつなぐPC(PowerPoint入り) | モニターにつなぐPC(ブラウザ)、ネット回線、ゲストのスマホ |
| 費用 | PowerPointがあれば追加はない | 10人・5問までは無料。人数が多いと有料 |
アプリの欄は、私たちのサービスSumaQの動きで書いています。ほかのアプリは、できることと料金がそれぞれ違います。
PowerPointには、Microsoft Formsのフォームやテストをスライドに入れて、見ている人から回答を集める機能もあります。使えるのは、Office 365 Education と Microsoft 365 Apps for business の、PC版のPowerPointです(Microsoftの案内)。答えた速さで順位を付けることは、2026年10月30日に確かめたMicrosoftの案内には書かれていませんでした。
パワポで答えを集めて順位を出す
パワポで進めるときの答えの集め方は、挙手か紙の回答用紙です。順位を出して景品を渡すなら、紙にします。
挙手で集める
選択肢を1つずつ読み上げ、そう思う人に手を挙げてもらいます。票の分かれ方は会場で見れば分かるので、数えずに「こちらが多いですね」と流す進め方もできます。挙手では、誰が何問正解したかは残らないので、順位は出せません。最後まで勝ち残った人を決めたいなら、間違えた人から座ってもらう形にします。
紙の回答用紙で集める
- 用紙を作る:名前の欄と、問題の番号ごとに選択肢の記号(A〜D)を並べ、丸を付けてもらう形にする
- 配る:受付か、クイズの前に各テーブルへ。テーブル対抗にするなら、テーブルごとに1枚にすると数える枚数が減る
- 答えてもらう:問題を読み上げ、制限時間のあいだに丸を付けてもらう
- 集めて数える:最後の問題のあとに用紙を集め、集計係が正解の数を数えて、多い順に並べる
- 発表する:集計のあいだは歓談に戻し、まとまったら上位を発表する
集計係は、新郎新婦とは別の人に頼みます。正解の数が同じ人が出たときの決め方は、始める前にゲストに伝えておきます(例:じゃんけん、最後の問題を当てた人を上にする)。
当日に止まりやすいところと、その備え
パワポで進めるときに止まりやすいのは、答えを数えている間です。人数が多いほど、1問ごとに数えると会場が待つ時間が延びます。
- 数えている間に会場が待つ:1問ごとには数えず、最後にまとめて採点する。集計係を置き、その間は次の進行に移る
- 遅れて来たゲスト:来た時点で回答用紙を渡し、それまでの問題は空欄のままにしてもらう
- 押し間違える:パワポは1つ前のスライドに戻れる。アプリにも戻す操作がある
アプリなら数える時間はかからず、遅れて来たゲストもその問題から参加できます。そのかわり、会場のネット回線がつながらないと始められません。私たちの披露宴でも、会場のWi-Fiがつながるまでが大変でした。アプリを使うなら、回線のつなぎ方を会場に先に聞いておきます。
準備の手間
どちらも、問題文・選択肢・正解は自分たちで入れます。違うのは、そのあとです。
- パワポ:1問ごとに「問題」と「正解」のスライドを作る。紙で集めるなら、回答用紙を人数分刷り、集計係に正解の一覧を渡す
- アプリ:問題ごとに正解と制限時間を入れると、問題・正解・ランキングの画面ができる。ゲストには参加用のQRコードを案内する
どちらで作っても、本番の前に一度、最初から最後まで通しておきます。
どちらが向いているか
ゲストには答えてもらわず、新郎新婦がフリップで答える形なら、パワポで足ります。人数が少なく挙手で済むときや、スライドの見た目を細かく作り込みたいときも、パワポが合います。
ゲスト全員に答えてもらい、順位を出して景品を渡すなら、アプリのほうが集計の手間がかかりません。パワポで作った景品の紹介やルールのスライドは、画像に書き出せば、画像を入れられるアプリでそのまま使えます。
問題の作り方は結婚式のクイズ問題例、当日の流れはSumaQで結婚式クイズを進める方法にあります。
SumaQで作る場合
SumaQでは、パワポで作ったスライドをPNGかJPEGの画像に書き出し、「スライド追加」の「カスタム」に入れると、会場のモニターに画面いっぱいに、縦横比を変えずに出ます。スライドは20枚まで入れられ、クイズを始める前・正解発表のあと・ランキングのあと・1位の発表のあと などに置けます。スライドの追加はプロプラン(2,980円)の機能です。

画像のほかに、「タイトルだけ」「見出し+本文」「写真+文字」の型もあり、ルール説明や景品の紹介は、パワポを使わずに編集画面の中でも作れます。
司会の方に渡す資料は、編集画面の「PDFで保存」から、会場のモニターに出る画面を進行順に1画面1ページで並べたPDFを作れます。私たちの披露宴では、この機能を作る前だったので、画面を撮ってまとめたPDFを当日の朝に司会の方へ送りました。

票数やランキングは当日の結果なので入りません。問題5問とスライド2枚なら、PDFは15ページでした。司会用PDFはどのプランでも作れ、10人・5問までは無料で試せます。
よくある質問
PowerPointだけで、ゲストの答えを集められますか?
スライドだけでは集められません。Office 365 Education と Microsoft 365 Apps for business のPC版のPowerPointなら、Microsoft Formsのフォームやテストをスライドに入れて、回答を集められます(Microsoftの案内による)。答えた速さで順位を付けることは、その案内には書かれていませんでした。
紙の回答用紙は、どう集計すればいいですか?
最後の問題のあとに用紙を集め、集計係が正解の数を数えて、多い順に並べます。テーブル対抗にするなら、テーブルごとに1枚にすると数える枚数が減ります。正解の数が同じ人が出たときの決め方は、始める前に伝えておきます。
会場のPCにPowerPointは要りますか?
パワポで進めるなら要ります。ブラウザで動くアプリなら要らず、会場のPCでアプリの画面を開いてモニターに映します。どちらでも、モニターにつなぐPCは要ります。
司会の方には、何を渡せばいいですか?
パワポなら、スライドをPDFに書き出して渡せます。アプリでも、画面を順に撮ってPDFにまとめれば同じように渡せます。問題・正解に加えて、正解発表で添える話の材料も書いておくと、司会の方が一言を振れます。
パワポで作ったスライドを、アプリで使えますか?
スライドを画像に書き出せば、画像を入れられるアプリで使えます。SumaQでは、PNGかJPEGに書き出したスライドを「スライド追加」の「カスタム」に入れると、会場のモニターに画面いっぱいに出ます(プロプランの機能)。